自分への見返りに対する執着を知る

自分への見返りに対する執着を知る

相手に対する 興味と願いはコンパッションに繋がる

でも それに対する結果に執着すると

これだけ してやったのに失敗しやがって

とか 恩義を感じていないのか

と見返りを期待してしまう

私は弱い人間である それを知った上で

それを飲み込み 屈辱に耐え 裏切られたとしても

決して諦めず 次にそのような状況において

同じように 相手に興味を注ぎ 感謝と労いの言葉で対応する

これが可能かは確信はないけれど そう願いたい

そうすれば 内なるコンパッションは生育する

外には見えない内なる成長とはこの諦めない

何度でも 何時間でも どんなに裏切られたとしても

決して諦めない 強い信念でもって 相手に幸せが訪れることを願う

このことが大切である真実

いかに結果がどうであれ 自分はこの見返りや成果を重要視しすぎていた

だから癇癪を起こし物にもあたったし 厳しい言動もした

でもこれは 相手のことを思ってのことではなく

自分にとって利を期待してのことであったのだろう

所詮その辺のおとなと言われる存在と何ら変わらない対応

この違いに気づいた瞬間に何か解かれた感覚が生まれる

そう自分は自分の気づかない縛りをかけていたのだった

この縛りが思考を左右していたのだ

この縛りから解かれた今 相手に真に誠意を持って対応できるかが勝負である