どんなゲスな考えでもいい それが本心であれば

雑念…大いに結構

雑念はいかん そんなことはない

大いに結構

雑念と判断する根拠が 身体の扁桃体であるなら その判断そのものが怪しい

雑念を避ける 抑圧して 無意識下に爆弾を抱えた意識を追いやること

それがよく無い ただそれだけのことであったのだ

せっかくこの意識が 表層意識まで上がってこれたのだ

これまで固定観念で覆いかぶされ 決して探ることができなかった意識

奥底で凝り固まっていた意識を じっとただ観察せよ

これをバラバラになるまで 落ち着き払った意識で 冷静にただ観察せよ

それが瞑想による 苦しみから脱する方法である

瞑想にて制限を外す

瞑想中に自分の考えの制限を外す

普段はこれがなければ 人間関係が崩壊するだろう

>こんな考えじゃダメだ

>なんでこう考えてしまうんだ

>これじゃいかんいかん

こういった考えを持つことでしょう

でもこの思考を認めること

これじゃいかんと否定しないこと

これは全て思考による判断に過ぎないこと

これを受けいれすべてを認める

制限を外したところで 概念を外し受け入れられる 自己を認める

すると こうあるべきの思考の縛りが緩み

嫌悪が薄れる すると

苦しんでいた自己が 正気を取り戻す

苦しみのドラマから解かれる

制限を生む自己にこそ苦があったのだ

いかんいかん そう言わず 純粋に観察する

変に曲げたり 蓋をしなければいい

これまでわだかまりに光を当てれば 自ずと解決されるのだ

制限は 蓋をしたり 縛りを作る元凶であることを知る

こうして瞑想を過ごす

どんなゲスなことでもいい

内に起きる思考

これがどんなに卑劣でもいい

本質がうちに現れれば

ただし うちで起きること 私祕性は誰にもわからない これを忘れてはならない

これを逆手にとる

だから表面に 言葉 反応 文書 表現してはならない

決して誰にも理解されない この本心を誰一人知られてはいけない

ゲスと思おうとも どれだけ人間性を疑われようとも 理解できるのはこの世にただ一人

だからなんでも否定せず ただわたしだけが理解する

この根本的解決法が瞑想である

どんな全能の神であってもこれだけは譲れない