人生を楽しむこと

朝焼け

毎朝 同じ時間 同じ場所を見ても 見えない時がある

確かに太陽はそこにある

でも見えない

そこにかすみ または 雲がかかっているからである

感覚を探る瞑想でもそう

思考で頭にかすみがかかった瞬間

一挙に感覚がわからなくなる 感覚を見失う

瞑想におけるかすみとは 思考であったのだ

この思考が最大の障害となり 感覚へのダイレクトな接続を阻む

でもこの思考を否定できない

思考こそが 人として人垂らしめているのだから

これを抱きつつ それでも感覚の糸をたぐり寄せ 感覚を研ぎ澄ませる

そうして瞑想を続ける

うまく行かなかくてもいい ただ続ける

そこに感覚は確実に存在している かすみの先の太陽と同じように

それは感じられなくとも 存在は理解することはできる

それを阻む存在は思考であって それを排除できないとしても

それを諦めいことが自己の胆力を向上させ

瞑想は自己を確固たるものにする 鍛錬

この存在を諦めないものにこそ 存在が訪れる

緊張するとは

緊張とは

自己が自己を認識することで起きる

緊張したくないと 自己が思えば 思うほどに

認識された自己が緊張を生む

でもこの自己がなければ人に成長は訪れない

ということは

自己の認識せずに成長がなくなる瞬間

何度やっても同じ結果となると諦めた瞬間

それが 本当の意味での年寄りとなった時である

そんな時には 大切な緊張が失われる

それは人間として成長を失われた瞬間

若さとは 緊張という成長の種を持っている

実に面白くない 状況である