きりがない〜きりがない〜

苦しみから解かれるには

苦しみの本質を学なばねばならない

だから学ぶのだ

きりがない〜きりがない〜 

きりがない〜きりがない〜(どぶろっく、コントより)

これは どぶろっくのコントである

とにかく欲にはきりがないことを実感する

このきりがない欲が苦しみを生んでいることは周知の事実である

この欲とどう向きあるのか

それが苦しみから解かれることにつながる

このきりがない欲を 自分の内に抱えながら

日々生活をする これが出家できない大半の人々である

きりがない きりがない これは誰?

これは私たちである

欲しすぎるな〜多くを望まない生活

欲とは生きる上で必要なもの

食欲 睡眠欲 性欲 物欲

これは苦しみの原因にもなる

必要なものも 必要以上に求めれば

もっともっとと 渇望し苦しみとなる

今の生活において 十分であれば

未来必要かもしれない 予測による不安が 渇望を呼ぶ もっともっとと

これが 金銭欲 物欲となり

苦しみが増す原因となっていたのだ

生きる上で 十分さを 足りることを

理解せよ すれば 多くを望まない生活がある

これが平静につながる

欲を燃やしつづける生活に終止符を打つ

これが苦しみから解かれる一歩となろう

ヴィパッサナー瞑想でいう苦しみとは

こころには 以下の四つの部分である

ビンニャーナ サンニャー ヴェダナー サンカーラ

知覚する部分 認識し評価する部分 感じ取る部分 反応反発する部分

これが回り出すと

常に感覚が生まれ 姿を識別をし 心地よい・心地悪いと感じ取り それを好き(渇望)嫌い(嫌悪)から反応反発する 

この反応反発が生まれる

これがこころだ これが苦しみだと

これがわたしの抱える苦しみの本質だと 理解する

ビンニャーナは内に ただビンニャーナあるのみ

つまりビンニャーナ つまり感覚を強くする

感覚を強く認識すると サンカーラつまり反応は弱まる

感化の認識が弱いから 反応が起きるのだ

すると 苦しみを生み続けている 反応・反発のサイクルが止まる

これがヴィパッサナーの目指す解脱である