脱中心化
私は世界の中心ではない
私は世界の一部に過ぎない
だから私は世界を意図して変えることはできない
ならば なぜに悩む必要があるのか それに全く意味がないのに
ゆえに 私はそのことに気づく必要がある
大人の学び
苦しみの多いこれまでの人生でした
だから 学んで生きるしかなかった
それは苦しみは学ぶことでしか 解決できないのだから
大人が常に学び続ける必要性がある
苦しみに解決を目指すためにこそ 学びがある
歪みがもたらす弊害
放送大学の教材より
ステレオタイプや自己中心性バイアスは、対人認知に歪みをもたらすが、こうした歪みが自分自身に起きていることに気づくことは容易ではない。自分が見えている世界は、純然たるリアリティをもって、そこに存在しているように見えるからである。
自分のものの見方だけは客観的で、歪みのないものだと人は考えがちである。
対人認知の対象が自分とは異なる考えや感情を持っていることが明らかになると、「あいつはものを知らない」とか、「冷静にものごとを考えることができない」とか、「考えが偏っている」などど、自分のことを棚に上げて非難してしまう。
「心理と教育へのいざない(放送大学印刷教材)」(田中 統治他 2018)
このように認知の歪みに気づき、正すことは難しい