記憶の連続性

記憶の連続性の不思議

記憶は連続していると思っている

でも記憶は一度(たび)一度(たび)終わっている

シナプスが記憶を再帰しているのだ

つまりは連続している自己など存在していない

自己は瞬間瞬間ごとに失われているのだ

そうわたしはシナプスのつくる記憶に操られているのだ

だから 確実な自己など存在しない

自己はその時々の想起されている 追認型の思考であるのだ

だから自己は当てにならない

記憶の連続性などないのだ

そう そんな自己において人生はまわっている