苦しみを克服するには

苦しみを克服するには

苦しみを克服するには

エクスポージャー法による系統的脱感作しかない

つまりは苦しみを暴露して、反芻される苦しみに慣れていく

ただそれを保持して 生命の力:回復力を頼りに ただ待つだけ

ただし 真理的安全のため安心に回避できる素材を持って

共にあること

清廉潔白な人が 苦渋に満ちた世界のことを本当に理解はできない

泥にまみれ 世間の悪風にまみれてこそ

真の共感ができるのだ

この世界には 苦痛の理解と共感が必要だ

だから この泥深く 罪深く 救いようのない世界において

蓮の花を咲かせたい

生きること

生きることは 嫌なことと心地よいことの天秤バランスにおいて ちょっとだけいいことが多いから 生きているだけ

そうかもしれないが そうじゃないかもしれない

本当は 大半が嫌なことなのだろう

でも 周りが生きている中で 自分だけが死ぬのは怖い

だから だれも渋々と文句を垂れながら生き続ける

生とは 生きているのではない 死なないから生きているのだ

生を肯定しないし 死を肯定もしない

ただ 生きることも死ぬことも 生命の器の中ではそう意味はない

私は死んでも 他が同じように 仕事を継続する者が現れるからだ

クラスの役割と同じ いまこの役割をしているだけ

だから 生きることそして死ぬこと それは同じくらい意味ない

だから 生きるとは そう大切なことでもない

だから 生きなければと気負いる必要もない

怒りという感情の認識

怒りは自分の認知と感覚でもって理解する

初めは怒りにより感情が振り回され 感覚がぐちゃぐちゃで 汗が溢れ 反応もちぐはぐになり 圧倒される

でも やや落ち着くと 思考が ぐるぐると苦しみの世界を巡らしていることが判る

それが起きていることを認知することができる

そうすればこっちのものだ

体の感覚を取り戻し 感覚が単純な 腹にある熱い感覚であったことが判る

すれば それがどう変化しているかを観察すればいい

それが大きくなっているのか小さくなっていくのか

冷めていくのか 厚くなっていくのか

だたじっと観察する

すれば それが無常ではないことが理解できる

すれば 怒りが自ずからさっていく準備が整う

それが怒りの健やかな過ごし方である

認知を立ち上がらせ 単純に観察する

ただそれだけである

この感情を理解させてくれて ジョイマンありがとう

これは 心よりの皮肉である