思考の罠

思考の罠

どれだけ嫌なことを忘れようとしても 忘れられない

どれだけ嫌ったとしても 避けられない

それが 人は忘れようとすればするほどに 決してそれを忘れることはできない

気を紛らわすことをしても また必ず蘇る

同様に嫌なことを どれだけ忘れようともしても 避けたとしても

一時的な対応出会って 根本的な解決にはならない

なぜか? これが人の習性であるからである

ならば この習性を変えることはできないのか?

習慣:ハビットを変えるには 当然ながら困難なことが予想される

それは人の恒常性:ホメオタシス つまり生命の回復力の力により思考も戻ってしまうからだ

ならばどうする

諦めるしかないのか?

ここで認知行動学のマインドフルネスが役立つ

嫌なことを忘れずに 嫌な状況それを抱えながらも マインドフルにあること

マインドフルとは 決して思う浮かぶ思考を 遠ざけようせず

ただあるがままに受け入れる ただ今ここにある 現状を受け入れる

こうすると

やがて 嫌なことを抱いた思考の悪夢は去っていく

願わなくとも 勝手に去っていくのだ

これはどういうことであろうか?

思考とは 離れようとすれば離れず 近づこうとしても 近づけないのだ

離さず 近づかず ただそっとしておけば いづれ離れて行ってしまう 忘れてしまうのだ

なぜ 人の感情とは そういうものなのだろうか?

この不思議な自分こころの動きを観察すること これをエクスポージャーという

回避行動を取らず 暴露する

暴露とは 自分に耐えられないことのように感じる だからわたしはマインドフルネス瞑想の力を借りる

すると時間の経過に伴い やがて反応に囚われなくなり 沈静化する(エクスポージャー図を参照)

こうして治っていくことを 暴露療法ともいう

嫌な感覚を 回避せずに嫌な感覚を感じながら 自分の目的のための行動をする

行動とは 瞑想 歩く 食べる さまざまな感覚を持って

すると おおいな目標達成の行動によって 嫌なことが沈静化がすることを実感できよう

努力とは 日常の困難にあっても 行動し続ける 忍耐 器 これによるのであろう

そうあたしは感じた

権力とは

権力とは 相手を縛るギアス

相手の恐怖や 不安感情をあおり 思考を固定化させ 自由を無くす 縛り

こうして ギアスをかけられた人は 無意識で権力者に従う

自分で正しい判断をしているつもりであっても 権力に何の疑念を抱かないままに

これは権力者の特権 戦争に限ったことでは無い

社会や 人間関係にも 権力はあり

これにより 権利に群がる存在がある

甘い蜜を一度味わった人々は その存在から離れられない ドーパミンによる依存である

こうして 権利で人を縛るものと 支配される人との 両方の依存関係が成立する

こうしてさまざまな争いは続く