気づきの瞑想 サティ

重要なのは

こうするべきだった

なんで否定されなければならないのだ

と思いを巡らせるのではなく

今この瞬間に起きている感情を起こしている 不快な感覚の所在を明確にすることである

この感覚を満足するまで苦悩:miseryを 味わい尽くす

こうすることが メタ自己による認知の仕方である

思考を広げるのではなく 原点の感覚にただ戻るのである

常に瞑想状態がいいのか

そうではない

歩いている時には歩きに注意する必要がある

危険な時に瞑想してはならない

その時々の注意が大切なのだ

だから 常に瞑想することなかれ

あーそうであったのか

このわだかまり この過去の反芻

これを理解する 生きるとは これが目的であったのか

これを解決する以前に 存在を見落としていたのだ

忘れではいけない このわだかまりを作り続け

抜け出せなくなっている自己を

この世のすべては無秩序に動いている

この世の出来事は無秩序である

これを脳があたかも秩序立っているように解釈しているだけ

戦争をしてはいけない 人を殺してはいけない こう思っていても

戦争は起きるし殺人も起きている 無秩序に

人は人の判断が秩序に基づいて判断していると思っている

しかし その判断が間違っている

世の中は無秩序であるからだ

理論はあれど 現実は混沌:カオスである これが無秩序である

この無秩序を脳は嫌う

理解できないことは不安を生むのだ

不安定は脳の活動:エネルギーが増し コストが増す

だから安定つまり理解できる状況を脳は好む

理由はどうであれ 秩序が欲しいのだ

こうして人間は あたかも世界は秩序立てて展開している こう誤解をしている

だから苦しいのだ

事実は無秩序であり 常に変化 無常:アニッチャであるのだから