生きるための智慧

Don’t think ,feel! (考えるな、感じろ!)

映画「燃えよドラゴン」(1973)でブルースリーが言ったセリフである

自己の本質は考えてもわからない

自己とは考えるのではなく感じるものである

生きるための智慧

「生きるための智慧」

使い古された言葉だけど

これがわたしのうちから出された言葉であれば意味は違う

この言葉の真実には血が通う心理が存在するからだ

この言葉を胸に人生を生きる

生き方ではなく 生きることにより得られる智慧が大切なのだ

理想〜こうあらねばならない苦しみ

それが苦しみの元凶であったにもかかわらず

常に 己の理想を価値基準にして判断していた

この価値基準とは

・お金を損してはいけない

・他人に迷惑をかけてはいけない

・他人の物は盗んではいけない etc

確かに それはそうであろう

でも それがわが内に

だから こうしなかったから いけなかったのじゃないか

こういう自分の 価値基準に縛られる

これが厄介である

この価値基準は 人としての道理であったとしてもそうである

この価値基準を犯した者への怒り

それが問題なのである

怒りはどこから来るのだろう

それは100%内からである

(如何に原因が100%他にあっても、怒りが生じているのは紛れもない“わたし“に起きる今起きている現象であるのだから)

この自由にならない現実であっても

これに 怒りや苦しみの反応を抱かない

これが 真に観察するということである

理想とは この価値基準を持った自己が抱く幻想である

イラッとした瞬間に やめたいと思った瞬間に

この幻想が起きている現実を見なさい

そう 自己の価値はすべてにおいての真実ではないことを

この波乱の世界において 大波の感情に起きても

如何に内に静かなものを 抱き続けられるのか

それを生きる上で 幸せの基準としたい