グッドルーザー
ある意味で 自己と付き合うには よき敗者となるべきである
自己とは 生命による影であって 自己が存在しているから 生命があるのではない
この 負けて参って任せて待つ の思考こそが 変容を生むのだ
努力と忍耐
努力して つい頑張って 力んだり 強めたり 早めたり いろいろ してしまう
努力とは そうではない
今起きている状況を 力まず 焦らず 継続して 努力し続けること
何をするのか
それは 影響を与えず 刻々と変わる 変化を観察し続けること
心体の持つ力により 回復力と成長力のもと 変化が起きている状況を ただ観察すること
変化は劇的なものではなく 一滴一滴の水滴のような変化であろう でも それをたゆまなく継続すれば やがて大きな変化へとなる
努力とは 嫌がらず 諦めず これを継続する力
これが忍耐である
努力と忍耐とは 動詞が努力 得られる結果 名詞が忍耐とでも言えるだろう
ただし 何を目指す 何を狙うかは 個々人により定めることが必要である
何をするため 努力し続けるのか
これが明確にできれば 自ずと目指すべきものが得られる
それは 決して他人には理解できないものであろうことは予測できる
それは わたしの行おうとすることを誰も わたしに代わってやれる訳ではないのだから
だから私は生きているのだ ここに存在する理由がある
一般化できないもの これが自己の源泉である
これが目指すべき 狙いである