生きるための智慧
智慧とは日常で役に立つことでなければならない
単に自己の考えや誰かからの見聞きした知識ではなく 日常の生活で実際に役立つこと
それは再現性があり かつ誰にでも当てはまること
誰にとっても有益で実践できることから 智慧とは科学と言えるかもしれない
日常の困難から脱出するための誰にでも役立つ手段 それが智慧である
注意の正しい向け方
前頭部の一部に注意を向けることが 注意として正しいのか?
否である
脳への偏った集中は 過度にヒートアップし やがて ぐるぐる思考 思考から抜けられず 脳がヒリヒリと疲弊 やがて脳が悲鳴を挙げる “もうやめてくれと“
局所に向けられた注意は 周りが見えなくなり 結果 注意が失われるからである
では目指すべき 集中とは何か
それは全体 全身への集中である
局所への集中を意識的にばらし 全身の感覚を感じる これは縛られた思考を手放すこと
これの実践方法が瞑想がそうである
前頭部にある注意を全身の各所に向ける やがて注意が移り 意識せずとも 全身各所に集中が散らばる
するとどうだろう 脳の暴走が止む
止んだ結果どうなる 平静でいられる
平静が訪れると 全身へ注意が向けられ 思考に柔軟性が生まれ 法が回り出す
これが全身集中である
一部への偏りはよくない 自己を信じて 全員で受け止める
これが正しい注意の使い方である
思考と心
頭は思考は ネガティブな思考:レシピを提案する
それは脳はネガティブがデフォルト設定である
生命としての長い歴史において当然である 人類はそれで生き残ってきたのだから
レシピに対してこころが答える
こんな時どうするの、どうするの ダメじゃないの
否定的 屈辱的なレシピのオンパレード
すると心が右往左往 蒙昧する 考えが堂々めぐり 思考の偏り
苦しみの連鎖が始まる
胸に不快が感覚がただよい 心闇におち 厚い雲に覆われて沈む
この時にどうするか
どうもしない
この状況において正しい回答など意識にはない
あるのは未来の自分にだけだ
(今の自分に解決方法がないから今悩んでいるのであるから 未来に解決方法が見出せる可能性を自己は秘めている)
だから これに悩むことはない
これが結論である
今このフレームに於いて今やるべきことは
この雲が起きている原因を探ること
何に苦しんで どう反応が起きているのか
繊細に研究する
これがわたしにかせた テーマである
解決するのが目的ではない
逃れようともがくな 純粋に研究せよ
全ての苦しみのうちにある人類のために
共に苦しもう
でも 苦しみの果てに何が待つかは
今は知らない
生きるための智慧
智慧無くして 生きるにはつらい
困難や自己嫌悪が当然ながら自己を苦しめる
だから生きるためには智慧が必要だ
それもどんな状況であってもしなやかに立ち直れる
確固たる智慧を
これを目指すため この難関な問題を解決するために
人は学ぶ必要がある
いかなる困難にあっても 解放されるために