感覚を探る旅〜グレートジャーニー

感覚を探る旅〜グレードジャーニー

グレートジャーニーとは、人類が起源のアフリカから離れ世界に広がっていった旅である。

この続きは、宇宙という物理的な世界と内なる宇宙精神的なものに続いている。

感覚を探る旅は、今始まったばかり、さまざまな人種や宗教や個人というの枠を外れ、人類共通の目指す方向に旅は続く。

眠りとは何か

眠るのは 身体と表層意識だけ

脳のすべてが眠るわけではない

如何なる時でも 深層意識は眠らない

この深層意識を ダイレクトに探る

これが瞑想である

身体の感覚を探るとは

苦の本質とは どんな感覚も苦であること

快適な苦か 不快な苦かの違いでしかない

快適な苦は 一度手にすると 離れがたく離れ去った後に悲しさという苦を残す

不快な苦は 一刻も早く離れて欲しく もがき苦しむ

だから 快が良く 不快が悪いのではない

だから 快も不快も 等しく 苦しみである

この苦しみにあっても 平静である

生きることの本質である苦を理解した上で

苦と向き合う 苦の中にあっても

その状況を お腹の中で消化する

決してなくなることがない

苦しみを抱いて 生きる

これが 人生である

リアル感覚

内に起こる すべての感覚を

紛れもない純粋な感覚を

一切の妥協もなく

過去の記憶と 脚色されないざわめきは

起きるがままに 過ごす

感覚は想像を一切挟まず

リアルに今ある感覚を

どこまでも繊細に探る

そうした ただただ純粋に感覚を探る

それがヴィパッサナー瞑想

苦しみとは 敵ではない

苦しみとは enemy:敵ではない

苦しみとは 避けたり 戦ってもなんともならない

苦しみとは 理解して 研究するのだ

生きるとは 苦しみであるのだから

苦しみの中でいかに生きるか がテーマである

苦を知った上で どうするのかが智慧である

苦を知らずして 智慧は存在しないと言っていい

苦から逃れようと もがき続けることは無意味である