人間の進化と怒りエネルギー
目の前の現実で 世界のすべてを理解することはできない
だがこの目の前の現実が 世界の現実を変えているのは真実である
人間の進化
生命として,脳は使わなければ退化する。
なぜか,人間には脳を使い続ける宿命であるからだ。
脳を使えば嫌悪や人間関係や悩みも多く生まれるだろう。
でも,人間は脳を使うことをやめない。
それは人間の本質が脳を使うこと,つまり思考であるからだ。
進化を止めることはできない人間。
つまり,これが人間の本質である。
損得勘定から離れる時
損得勘定で判断しているわたし。
でも,これを諦める時,何が訪れるかわたしは知りたい。
わたしの本質が我欲の塊であろうが,
どうであろうと,わたしは飲み込むことが,できるだろう。
大切なのは,損得で判断していることを知らないこと。
わたしの判断は純粋に理性的に判断されいるのか?
自分にとってこれが報われなくとも後悔しないか?
この損得を離れたわたしの存在で
わたしではない存在で,誰においても公正である。
この視点において選択することが
損得勘定から離れること。
怒りのエネルギーの滅し方
怒りの感覚をグッと睨む 決して目を逸らさず
じっとしていながらも 少しも目を逸らさず
この怒りを滅するまで 感覚を探り続ける
そうすることが怒りから解かれる
唯一の方法である
怒りを燃やし続ければ
確実に怒りのエネルギーは失われる
このエネルギーの発散には 自己が必要である
このエネルギーを相手にぶつけるのは 低脳の対応である
智慧ある対応は 己で怒りを喰らって
怒りの対象をこちらの意図する方向に差し向かせる
無理にではなく 何となく 自ずと
それは相手の発する怒りのエネルギーが
自己に宿る瞬間だ
スイングバイ つまりは自己のエネルギーに相手の怒りエネルギーを重ねること
つまり 倍返しが可能となる
相手にこのエネルギーを返してもいいが
このエネルギーの滅し方は自由である
自己の生きるエネルギーとするか
相手に攻撃するためのエネルギーとするか
智慧ある対応を持ちたい
でも悲しいかな わたしは人間である